子供の頃、平安時代の姫君はお屋敷から出ることが殆どなかったと聞いて
「そんな生活、想像できないし耐えられない」とびっくりしたのを覚えています。
屋敷の中でしか生活しないなんて、脚が衰えて歩けなくなるんじゃないかとも。
私は子供時代は普通に健康で、普通に毎日学校に通っていたし、スポーツもしていて家から出ない日の方があまりありませんでしたから。
今、私の生活の大半は、平安時代の姫君がいたお屋敷よりも
もっとずっと狭い部屋の中で、私の生活の大半は完結しています。
便利な世の中のお蔭で、ネットで注文すれば食料も届けてもらえるし、あまり出歩かなくても案外暮らせますが
健康な方にはきっと、そんな生活は想像がつかないことでしょう。
きっと、想像はつかないけれど
私のように「普通」といわれる生活ができない人達というのは、健康な人達とは接点がなかったり、わざわざ打ち明けないだけで、一定数は存在します。
きっと、想像はつかないので
このブログで、少しずつお話していきますね。